ガッデムサラリーマンの脱サラ物語

会社じゃ「経営層」なんて言われてるけどさ、人間なんだから面倒臭せぇこともあるよな。さーて、脱サラすっかな。

しがないおっさんサラリーマンでも毎日冒険して感動するんだぜ。

 

この世の春を謳歌している若造どもから見りゃぁ、俺みてぇなおっさんサラリーマンは、毎日会社の往き返りだけを繰り返してつまらねぇ人生を過ごしてるってことになるんだろうなぁ。

あぁ、確かにふと気を緩めちまえば、実際にそんな感じになっちまってる。会社に行って、何となくそれっぽく仕事をして、何となくいつも通りキリの良いところで帰ってきて、何となく家で用意されたメシを食いながらビールを飲んで、気持ちよくなったところで風呂でも入って寝るかってなことになる。

俺が言いてぇのは、それじゃあダメだってこった。若さしか取柄のねぇ小僧どもに笑われたって仕方はねぇな。
しかもきっと、そのままそれを繰り返して、いつの間にかジジィになって死んじまうのさ。

俺はまだ死ぬ間際のジジィじゃぁねぇからよくわからねぇが、「さぁてあの世往きだ」ってときに「まぁ、良い人生だったんじゃねぇか」と思えるのは、きっとどんだけいっぱい「感動」したんかってこったろうよ。

感動の仕方は色々あるだろうがよぉ、上に書いたみたいに何の意図もなく漫然と過ごす生活の中にはそう転がっていることじゃぁねぇ。

そう、感動は冒険の中にこそあるのさ。

冒険ってぇと何だか自然いっぱいの野外活動でもしそうに聞こえるかもしれねぇがそんなことは言ってねぇ。簡単なことよ。いつもやらねぇことに、ちょっぴり勇気を出して取り組んでみるってことさぁ。

別に仕事をしているときだっていいんだぜ。今まで話をしたことのない野郎と直接会って話したっていい、いつもは使わねぇ白板にテメェの下らねぇアイデアを書いて回りの人間に披露したっていいだろうよ。

もちろん仕事以外でもいつだって冒険はできるんだぜ。嫁はんに黙って半日休暇でも取って、行ったこともないような名所を巡ったっていい。友達を誘ってオカマバーに行ったっていいだろうよ。読んだこともないようなホモ雑誌を買って読んだっていいじゃねぇか。別に同性にこだわるつもりはないんだが、まぁ非日常の例ってこった。雑誌買ってるところを偶然通りかかった嫁はんに見つからないように気を付けるんだぜ。

まぁ、何だっていいんだよ。多少金の掛かることだっていいじゃねぇか。俺は最近このブログを書くからってんで、東プレとやらの高級キーボードを買ってやったのさ。気持ちいいね。感動さぁ。

そう、人生を楽しむために金はあるんだから元気なウチに使っちまえばいいんだよ。しかも、小僧に勝っているのは、おっさんサラリーマンには多少の金の余裕があるってところだろ?アドバンテージを有効に使わないでどうするのさ。

でも、ちょっとしたことが面倒くせぇんだよな。特に「ちょっとした勇気」がいるようなことはな。何もしなければ、心が乱れることもないし、失敗することもない。その代わりに感動もないし、本来貴重で忘れられねぇ一日になりえたその日は、明日になれば、何をやっていたのか思い出すこともできない下らねぇ一日になり果てるんだ。

別にそっちの方が楽だからそうするってんならそうすりゃいい。俺たちは自由なんだからな。
でも、一回「何か冒険することはないかなぁ」なんて考えて過ごしてみちゃぁどうだい。いつ止めたって、それこそあんたの勝手なんだからよ。