ガッデムサラリーマンの脱サラ物語

会社じゃ「経営層」なんて言われてるけどさ、人間なんだから面倒臭せぇこともあるよな。さーて、脱サラすっかな。

おいおい、何だか集中力が落ちてきてねぇか、俺?

 

やっぱり時間が経過していくと、人間だろうとモノだろうと劣化していくってのは宇宙の法則ってもんだな。

毎日付き合ってる体だからなかなか自覚症状を感じることはねぇぜ。でも、40歳も超えるとふとした瞬間に、「俺ってこんな感じだったっけ?」って思うのさ。
つまらねぇ話だけど、さぁて爪を切ってやろうと爪切りを使おうとして、「ん?何だか切りたいと思ってる細部が上手く見えねぇ」ってなぁ。こんなことを書いてる今でもきっと単なる疲れ目だったって信じたがってるのさ。

そんな俺なんだけどよぉ、最近どうも集中力が持たないって感じてきてるんだよな。

部下からの報告を聞いていても、途中からあんまり聞いていない。そんなもんだから、内容も良くわからないまま、ありきたりなフィードバックをしておしまいだったり、何だか意味のわかったところだけ随分元気に指導したりなんてな。部下も気の毒なこった。

しかし、何だかそれじゃいけねぇよな。何だか人間としてのパフォーマンスさえ落ちている感じがしちゃってよ。

そんな訳でちょっとググってみちゃったぜ。どれどれ…。

psychobooks.hatenablog.com

ふーん。まぁ、ヨガがどうこうというのはさておいて、「人は常に色々な未解決の問題が頭の中にチラついてる」ってのは、何だか上手く俺の状態を表しているようだぜ。

何てぇか、チマチマしたタスクってぇよりかは「ちょっとだけ面倒臭い心理的に負担に思ってる案件」だな。そして、そんな風に負担になるのは、対人関係が絡む案件って気がする。「他人の目なんか気にすんな」って偉そうに繰り返してる俺が情けない話だな。

「あのバカにまた下らねぇお願いしなきゃならねぇ…。あの野郎はきっとこんな風に反論してきやがるだろうから、こんな風に逆襲しなきゃならねぇなぁ。うぅーむ」なんてことを、部下の報告を聞きながら考えちゃってるってことなんだろう。

ヨガはどちらかと言うと、基礎的な脳の働き方を鍛えるってことみてぇだ。しかし、ヨガっちゃうよりは、もうちょっと直球で集中力が上がる方法はねぇもんかな。

tossk.hatenablog.com

何だか書いていることはよくわからねぇが、「ゾーン」って言葉、確かに集中している状態をよく表している感じがしていいねぇ。
俺みたいにいつも別のことを考えちゃうポンコツといつもゾーンに入っちゃってる奴を比べたら、人生も劇的に変わっちゃうだろうね。どうやったらゾーンに入れるんだろうなぁ。

kokoromanual.com

ん。こいつは何だか本格的な雰囲気のするサイトだな。ゾーンに限らず、集中しているときは時間感覚まで変わってくるってんだな。確かに夢中になれるってのは、人生にとって、最も大事なことの一つだと思うぜ。
ふーん。まぁ、確かに「現在に集中する」というのはわからんでもないな。でも、その集中の仕方がわからねぇんだってことでもあるんだがな。

あと集中するためには、体調がよくなくちゃいけねぇ、腹八分にした方がいいってのもうなずけるよな。

re-sta.jp

お。こいつは、なかなかの大作じゃぁねぇか。
ボチボチ読まねぇと今日寝れなくて、明日の集中力が保てそうにないぜ。よっしゃ、ここからは次回にするか!

おっと、でも一つくらい明日から実践することを決めておかないと、何も変わらねぇ。ふーん、ヨガりたくはねぇしな。身体かてぇし。

よっしゃ決めたぜ!明日からは、とりあえず「完全腹八分」ってことにしてやろう。以前のエントリで、細マッチョになる、と宣言した割に、全く体重も減ってねぇところだったしよ。

んじゃな!

 

コンサルに踊らされて「人の評価」にムダな時間を使いすぎている件

 

どうも会社ってのは、人をしたり顔で評価するのが随分と好きみたいだな。毎年の考課の時期にでもなろうもんなら、人事部が用意した評価シートなんかを訳も分からずシコシコ書いては、マネジメント層の皆さんがマヌケ面を並べて自分たちの部署のメンバーの評価のすり合わせなんてしていやがる。

マネジメントされるメンバーの中には、「さぞかしあのミーティングでは高尚な議論がされているんだろうなぁ」なんて勘違いしている向きもあるかもしれないけど、全くもってそれは幻想だ。結局それぞれの上司がやってるのは、いかに自分が部下の強みだの弱みだのしっかり知っていて、その弱みに自分がどんなに立派な指導をしているかっていう私心に満ちた自慢話だ。

そりゃそうだろう。部下どもの評価が終われば、次には自分たちが部屋から出されて、自分たち自身の評価のすり合わせが始まるんだぜ?
ポンコツ上司どもの、そのさらに上のトンコツ上司に「うむ、彼はメンバーを上手くリード、指導して頑張っているようだねぇ。うぉっほん」なんて言ってもらいたいから、自分のために必死になってるのさ。

大体俺は他人を評価するのも、評価されるのも好きになれないね。だってそうだろう、上司が部下よりも優秀だなんてどこにも保証はねぇんだ。
たまたま早く生まれて、たまたまその時代の会社の状況に上手くハマって先に偉くなっただけだろう?まぁ、早く生まれたおかげで部下よりゃ長く会社にいるから、経験の量だけは多いかもしれんぜ。でもよ、ましてや地頭レベルで比べりゃ部下の方が何倍も賢いかもしれないよな。

そんな「部下よりも劣っている可能性も十分に秘めたポンコツ上司」が部下のことをわかったような顔をして、私心丸出しで下らない評価なんかやったって会社が良くなるわけがないわな。

上司ってのは自分のこれまでの知識、経験だの、信念だのといった人間としての力を総動員して部下と一緒に仕事をするんだ。そして、部下はそいつを反面教師という意味だろうがロールモデルという意味だろうが好きなように受け止めて、自分自身で成長していきゃぁいい。
そして上司がやるのは部下の才能を見つけて、伸ばしてやることさ。んでもって、その才能が活かせるポジションにアサインできるように手伝ってやりゃぁいい。

間違っても、人事部が作った複雑怪奇なコンピテンシー評価シートだか何だかを使って、年に1回シコシコ紙を埋めて気持ち良くなってちゃダメなのさ。大体部下の気に入らねぇところがありゃぁ、年1回のフィードバックの時期を待たずにその時に言ってやれよって話だ。人事部がツールも用意してくれたきっかけでもなけりゃ、部下と話ができねぇってんなら、マネジメントとして失格に決まっている。

何にしても、そんなつまらない紙で人が育つわけはないんだ。大体下らない考課のすり合わせ会議でそんなコンピテンシーの紙なんて結局使ってないだろう?本当に次世代のリーダーに相応しい奴が誰かなんて、普段の仕事っぷりを見てりゃ誰の目にも明らかなんだからな。

大体の場合、人事の仕組みなんて、コンサルなんかが作り出したトレンドに振り回されて、人事の奴らもよくわからんまま導入しているようなもんさ。

少し前に読んだ「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」という本を読めば、「目から鱗」で皆さんの参考になるだろう。

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少し違う観点から見れば、イマドキの若者の全員が、リーダーになって、偉くなって給料をたくさんもらうことが幸せだなんて思っているはずがないだろう。だって、給料だけはたくさんもらってるかもしれねぇが、ブタのようにこき使われてる上司のみっともねぇ姿を毎日毎日見てるんだぜ?

そう、俺たちが会社に入ったときに植え付けられたような価値観は薄れてきてる。だからその価値観を前提にしたような人事制度なんぞ、みんな表面上は神妙に聞いてるような顔をしていやがっても、本当のところは見向きもしていないのさ。

さて、俺の会社も年明けから評価シートを埋めろだの、部下との面談をやれだの言ってきていやぁがるが適当に付き合って、意味のある仕事をするぜ。あ~ぁ、アホくさ。

 

英語ができるだけで重宝がられるポンコツジャポン企業。

 

まぁ何だ、一つ前の投稿じゃぁ、英語ができねぇポンコツ部長のことで頭に来ていたのは確かだがよ。少し発想を変えてみることもできるだろうぜ。

確かに日本人にとって英語は大きなハードルだ。欧米の野郎どもが一切の努力をしなくても、最初から使えるものに時間も金も掛けなきゃならねぇ。グローバル競争なんて気軽に言っているけどよ、ものすげぇハンデ戦だよな。

だけどよ、あんたがもし日本のポンコツグローバル本社に勤めているなら、きっと悪い話ばかりじゃないはずだ。そう、あんたがちょいと英語が話せるだけで重宝がられちまうのさ。何だか、それってありがてぇ話じゃぁねぇかな。

ビジネスセンスだのリーダーシップだの、とかく人間の元々持って生まれた資質だとか地頭の良し悪しに強く影響を受ける能力ってのは、努力だけでは身に付かない可能性もある。そもそもそれを評価しようとする野郎にも大きく左右されちまうことだってあるだろう。時には社内の政治的な理由とか、ただ単なる好き嫌いでな。

だけど、言葉は頑張ればいつか喋れるようになるのさ。地頭の差はもちろんあらぁな。語学のセンスみてぇなものも無視できないくらいの大きさで存在しているかもしれねぇ。とは言え、努力すれば必ずペラペラになるんだ。

欧米の奴らとしゃべってたって、バカな奴らはいくらでもいる。でも、そんな奴らでも英語はペラペラさ。当たり前だけどな。
そんな奴らは欧米の会社ではもちろん浮かばれることなく、そこを去る運命にあるんだが、ポンコツジャポン企業じゃぁ事情は違うぜ。英語が本当にペラペラの日本人は何といっても大切にされるのさ。

前回のエントリに書いたような、英語の話せないエグゼクティブ達も実は結構大きな劣等感を持ってる。でも、それを気取られまいとわかったフリをするから、あんたが英語でやっている仕事に下手に指摘をしてくることもなく、基本的には「まぁまぁ、いいんじゃないか」なんて中身もよくわかってないくせに認めてくれるものも多いだろうぜ。英語の単語の意味を間違えて指摘なんてして、「あ、部長それは○○って意味です。プ。」なんて言われるのはプライドが許さないからな。まぁ、よくそんな会社が生きながらえられるもんだと感心するがねぇ。

ただ、一つだけ言っとくぜ。「ペラペラ」って簡単じゃないってことだな。

こんな風に偉そうに言ってるもんだから、きっとペラペラなんだろうな、この野郎、なんて俺のことを思ってるかもしれねぇ。確かに、英語初心者から見りゃあペラペラみたいに見えるかもしれんな。でも、実際に欧米人と議論するときは、そりゃぁもう必死さ。わからない単語だってあるぜ。でも、わからないときゃぁ、「何だと?」と聞き返してやりゃあいいのさ。

TOEICなんてテストがあって、しばらく前に受けたら俺のスコアは900点くらいだったな。ま、それなりに「スゲェ」なんて言われる点数かもしれねぇ。ただ、実際のところはテストのコツみてぇなもんで点数を取っているところもあるわけだ。しかも、満点が990点だと聞くから、1割は間違えてるってこったな。(よく知らねぇが、TOEICの点数ってのは偏差値みたいなもんだって聞いたことがあるから、正確じゃないかもしれんが)

外人とガチンコでビジネス会話をしている1割の中身がもしわからなけりゃ、そりゃぁペラペラどころかコミュニケーションが取れているとも言えないだろう。
そう、「ペラペラ」は大変なのさ。実際のペラペラレベルってのは、CNNとかBBCのテレビのニュースや新聞を生でスラスラ聞けたり、読めたりするくらいのことを言ってんのさ。

でもよ、さっきも言ったように、努力すれば必ずあんたもペラペラレベルになれるんだぜ?
さぁ、あんたも上司に下らねぇゴマすりをしてる時間があったら、単語の一つでも覚えたらどうだい?

 

英語ができないグローバル本社のポンコツ部長に一言。

 

おい、偉そうにいつもグズグズこいていやがる部長さんよぉ。ちょっと言っておきてぇことがある。そう、アンタだよ!

今日の北米とのテレビ会議。一体何でお前さんの冒頭のご挨拶用の英語原稿を俺たちが準備しなきゃならなかったんだ?あんたが不遜にも長に収まってる部署のグローバル指針を説明する場のはずだったよな。そう、あんたの指針ってこった。

それを何だ。クソ面白くもねぇ思いをして事前に作った原稿を見せたら、「ちょっとニュアンスが違うかなぁ」だと?違うと思うならテメェで赤ペン使って直して、テメェの言葉で話しゃぁいいだろう。

しかもなぁ、言っとくがあんた、たどたどしく読んでたいくつか単語の発音、まるっきり間違ってたぜ?
あれじゃ、いくら原稿があっても外人さんには意味不明だろうが。

最近じゃぁご多分に漏れず、「我が社も時間管理をしっかりやらないとな」だの言っていやがるが、当のあんたがしっかり英語をしゃべりさえできりゃ、俺んとこの部下だって、下らねぇ原稿なんか作らずにさっさと家に帰れるんだ。原稿なしじゃしゃべれねぇってんなら、すっこんどけ!原稿を作ってる俺たちが代理で朗読しておいてやるからよ。あんたは用なしって訳だ。恥ずかしいよなぁ、おい。

いつものことだから、もう言うのも面倒くせぇが、お前さんは冒頭の原稿をおかしな発音で棒読みしたら、それでお役御免かよ。いつも俺たちにゃぁデケぇ口をきいていやがるがよ、何だあのザマは?
テメェは日ごろから「もう少し現地が自律的に仕事を進めてもらうには、ウチの会社のやり方をわかってもらわないとな」とかぶっこいていやがるがな、その相手が目の前にいるんだ。お前さんが言うやり方とやらを伝える絶好の機会だったはずだぜ?

あぁ、悪かった。実はわかってるんだ。お前さんは、俺たちが好きなことをいいやがる現地人とガリガリ議論していたその内容がさっぱり理解できちゃいねぇんだ。バレバレなんだよな。
しかしな、オッサン。あんたがいる場で、相手に押し切られりゃ、俺たちの部署がオフィシャルに了解しちまったことになるんだぞ?あんたはクソ野郎だけど、一応この組織の長なんだ。つまらねぇ発言でも、相手はそれなりに尊重するしかねぇんだ。何か言えよ、バカ野郎。

極め付けは会議が終わった後にお前さん、何て言った?
「△△って結論は、ちょっとイメージと違うな」だぁ?俺の前じゃなくて、あのメリケンの前で言わんかい、このアホゥ!

俺が極々控えめに「あぁ、そういうご意見だったんなら、おっしゃっていただければよかったのに」って言ったときの、お前のマヌケ面を思い出すだけで吐きそうになるぜ。

あんたみたいなポンコツが上にいるから、若ぇ奴らはつまらねぇ思いをするのさ。
わかったら、さっさと駅前留学するなり、そのまま退場して、どこへでもいっちまぇ!

 

オッサンサラリーマンがいつまでも見苦しいマネしてんじゃねぇぞ!

 

俺も正真正銘のオッサンサラリーマンさぁ。だから他人のことを言っているんじゃねぇ。

やい、オッサンサラリーマンの皆さんよぉ、もういっぱしのオッサンなんだから、もうみっともない恰好をして働くのはヤメにしようぜ。

つまらねぇことだけど出世している奴も、そうじゃない奴もいるだろうなぁ。でもハッキリ言っとくぜ、もう40歳も超えりゃ大体これから会社の中でどういう位置付けになるかなんか決まってんだろ。わざとそこから目を逸らそうとしている野郎もいるだろうけど、わかってんだろ自分でも。

若い頃は自分がやりたくもないことをやってでも、何とかして上に気に入られようとしたさ。柄にもなく酒の席で男芸者のような真似までしたり、本当は心はちっとも熱くなっていないのに、まるで小さい頃からの夢だったかのように自分が仕事に掛ける思いを表明しちゃったりな。

会社に入ったばっかりだったんだ。そうするもんだと思ってたし、恥ずかしながら俺はそういうフリをするのは得意だったんでな。まぁ、それなりに上司にも気に入られちゃうこともあったわけよ。

でも、もう面倒くせぇ。

俺たちオッサンサラリーマンは、もう人生も後半戦に入っているだろうぜ。そんなときにまだ人の目を気にしてみじめな思いをして働くのかよ。

自分の上司、まぁ2,000万円の年収をもらっているオッサンがいたとしなよ。そいつがまだ役員だの社長だのにすり寄って、気に入られようと必死になっていやがるのさ。ま、世の金持ちからしてみりゃ2,000万円なんぞはした金だろうがよ、少なくとも生きていくには何も困らないんじゃねぇのか。
しかも、日本の会社なんて基本的には甘いもんだ、擦り寄らなきゃクビ、なんてこともないだろうぜ。

まぁ、人生も折り返し地点を過ぎたとするなら、後は正しく生きていくってこったな。会社が何と言おうと自分の尊厳を守ることが、くだらねぇ出世よりももっと大事なんだ。上司の靴を舐めんばかりにすり寄って偉くなった奴より、絶対にその方が人生の勝ち組なんだぜ。

仕事をいい加減にやろうなんて一言も言ってないぜ。いいオッサンで、まぁそれなりの収入を得るようになったんだったら、もうスケベ心は捨てて、自分が正しいと思うように突っ走って働いちゃおうってぇ寸法さ。

そうしなきゃ、ジジイになってくたばるころに絶対に後悔するんじゃぁねぇかな。

 

サラリーマンが投資に手を出してもロクなことはねぇ。止めときな。

 

サラリーマンってのは、その会社生活に大きな不満を持っていなくても、多かれ少なかれ「あ~ぁ。金さえあったら、会社なんかスッパリ辞めたるのになぁ」なんて思ったことがあるはずだぜ。ま、もちろんそう言ってる以上、俺も例外じゃねぇ。そうさ。いくらキレイ事を言っても、結局は今の生活水準を続けるだけの金をサラリー以外の方法で稼ぐことは至難の業なんだ。だからサラリーマンの多くは、例えつまらねぇ仕事でも我慢して続けるってぇ寸法だ。
 
そこから何とかして抜け出す方法として、容易に思い浮かんじゃう一番手が「投資」だろうぜ。株やFXってこったな。
 
ちょっと、ネットをフラフラしてみりゃ、必勝法らしきものが書かれた本や雑誌がすぐに見つかるだろうし、「儲かって儲かってしゃぁないですわ!」みたいな武勇伝を書き綴ったブログだってゴロゴロしていやがる。そんなもんを見て、ちょいと血が騒いだところに証券会社のホームページを覗けば、手数料が安いだけじゃねぇ。「口座開設してくれたら20,000円キャッシュバックしまっせ!」なんて大盤振る舞いな謳い文句が踊っている。手続きもシンプルだから、すぐに始められるんだよな。ただ、ちょいと待ちな。そこからはイバラの道だぜ。

 
結論を先に言っとくと、一般論としてなら投資の必勝法は「ある」だろうぜ。だけどな、サラリーマンがその必勝法を見つけたり、実行するのはほぼ不可能だ。ま、ここで言う「勝ち」は会社を辞める判断が出来るくらいの金を手にするってことだけどな。
 
そんな風に人生が変わるくらいに「勝つ」ために必要な条件は実はシンプルだ。
  • 期待値が1を超える投資法を見つけること
  • そして儲かった金を複利で増やしていくこと
これだけだ。たまに、株で儲けたことを嬉しそうに自慢していやがるバカがいるが、本当に勝っているやつはそんなことはしない。淡々と自分の決めたルールに従って、作業を繰り返すだけなんだ。だってよ、期待値が1を超えた方法がわかってるんだからな。決めたルールを逸脱した投資を絶対にしないこと。これが「勝ち組」のすべてさ。
 
パチプロみたいなもんだな。やつらは、「うわー今日は出て、10万儲かったで!飲んじゃえ、食っちゃえ!」なんて喜んだり自慢したりなんぞしねぇ。ただ、「期待値1を超える台」を見つけて、後はその台で打ち続けているだけなんだ。
 
投資でもパチンコでも勝って喜んでいる奴らは、「たまたま勝って、いつもはそれ以上に負けている」奴らだってことを理解しておく必要があるだろうぜ。
 
まぁいい。じゃぁ、次は何でその投資必勝法をサラリーマンが実行出来ないのかって?そいつは単純だ。時間がねぇのさ。
 
パチプロが勝てるのは、出るとわかっているなら、朝一番からでも開店に並ぶことができるからさ。サラリーマンには出来ねぇだろ?
投資もそれと同じようなもんだ。一番自分のいい時間を選ぶこともできなけりゃ、自分の最も得意な取引の形が出現することをカマキリみてぇに待つことすらできない。そこを無理すると、会社から疲れて帰ってきた後、家族との時間もうっちゃって寝るまでの間、パソコンの前でマウスを握りながらチャートとにらめっこするか、会社で上司や同僚の目を盗んでスマホで取引ってことになるわけだ。そんな中途半端で上手くいくはずがないだろう。
 
もう一つ、時間がないって意味では、投資のための勉強をしたり、情報収集することができないってことも言えるだろうな。
 
一旦、投資の世界に飛び込んだら、そこは100%弱肉強食の世界だ。つまり、バカの金が賢い奴の懐に入るようにできてるんだ。あんたの証券会社の口座にマイナスで表示されている「損」は証券会社に取られたんじゃねぇ。頭が良くて強いやつに持って行かれたんだ。賢い奴はものすげぇ資金力とシステムの力を持っていやがる。そんな奴らに、片手間に読んだ雑誌と軟弱なパソコンでカチカチクリックしてて勝てるはずがねぇだろうよ。こん棒と布の服じゃ、ドラゴンには勝てねぇのさ。
 
もちろん、わずかながらに成功した奴もいるだろう。ただ、そいつらもそれなりの代償を払っているだろうな。
 
だから、今の会社に不満があるからといって、安易に脱サラを目指して投資に飛び込むのはお勧めしないね。それこそ、プロが口を開けて待ち望んでるのが、そういう素人の小銭なんだからな。
 
サラリーマンで、もしどうしても投資をするってんなら、「人生を変えよう」なんて思っちゃいけない。優良企業の株を長期保有する、みてぇなまともな投資なら成功する可能性はあるだろう。だけど、その成功はちょっとした資産づくりかお小遣いができるってぇレベルにしかならないってことを始める前から理解しておきな。変な夢見て、それが上手くいかないことを知ったとき、人は絶望しちまうからなぁ。
 
まぁ、そんなこんなで今週もボチボチ働くことにしようぜ。なぁ。

 

現代の奴隷だって?まさか俺のことじゃねぇだろうな。

 

奴隷。随分レトロな響きだねぇ。

最近知ったんだが、イギリスでは2015年に「現代奴隷法(Modern slavery act)」ってな法律が施行されている。何だ?イギリスってのは先進国みたいな顔して、今どき奴隷なんて使っていやがるのかい。英国紳士が聞いて呆れるぜ。

でも、ちょいとググってみたところ、どうもイギリスが問題だってことではないらしい。世界中にはまだまだ奴隷と呼ぶしかないような立場の人間がたくさんいて、イギリスは他の国に先駆けてそれに厳しく対処していこうってことのようだ。紳士の面目は保たれたようだぜ。

ま、ここで言われてんのは、必ずしも俺たちが「奴隷」と聞いて思い浮かべるように、ムチに打たれながら重い岩を運んで王様のピラミッドを作る、みたいなことばかりではないみたいだな。議論されてるのは、いわゆる強制労働。その中には、女性の性的搾取みたいなものも大きな割合を占めてるらしい。どうやって数えたのかは知らねぇが、全世界で2,000万人以上だとよ。

で、イギリス政府は企業に対して、自分の会社でそういう問題がないことだけじゃなく、取引をしている仕入先にもそうした強制労働がないことを求めていて、その確認がキチンと出来ているのかいないのかってことを企業のホームページなりで公表しろ、ってぇお達しを出したってことだ。

ま、企業からすりゃ「キチンとは出来てませんけどね。キリッ」何て公表出来るわけがねぇんだから、実質的には政府の言ってんのは「キチンとやれや。Just do it!」とムチを振るっていやがるって話だな。

しかし、面白いよな。自分の会社のことなら、奴隷がいるかどうかなんてすぐわかるけど、仕入先のことなんかどうやったらわかるんだってんだよ。仕入先は仕入先で仕入先を使ってるし、その仕入先もどこかの仕入先から何かを仕入れてるんだろうからなぁ。日本でも、主婦が内職でネジの検品作業をしてるなんてこともザラだろうに、どうやって仕入先の上流の方にいる会社が、その奥さんの働き方を知る術があるっていうんだろうな。酔いどれ亭主に「酒、買うてこいや!このクソ女」なんて言われながら泣きながら働いてるかもしれんぜ、実際。ま、それが強制労働と言えるのかどうかは知らんがな。

しかし、久々に奴隷なんて言葉を聞いて、ちょっと考えちゃったぜ。俺たちサラリーマンってのは、もちろん件の2,000万人の中には数えられちゃぁいないがよ、実際どうなんだってことをな。特に最近じゃぁどこかのブラック大手広告代理店の長時間の(サービス)残業が問題になってたりもするしな。

理屈だけ言やぁ、俺たちには、嫌なら転職する自由だってある。出世は多少諦める必要があるかもしれないけど、長時間労働を断ることも出来るはずだ。でも、実際のところはそういう訳にはいかんから皆んな苦しんでるんだよな。

でも、それでもやっぱりサラリーマンが会社の奴隷になっちゃぁおしまいだぜ。組合員であろうがなかろうが、会社と従業員は対等なんだ。

特に俺のようなオッさん世代は、入社したときから一貫して自分を犠牲にすることを奨励されてきた。いきおい、社員は会社の言うことを聞かなくてはならないような気がしちゃってる人もいるだろう。でも違う。

自分も奴隷みたいなもんだ、と思っちゃうようなら、今一度働き方を見直してみることをお勧めするぜ。

それじゃ、また次回。